【コンフォートゾーン】あなたの会社の売上がいつまでも年商1億円未満である理由

コンフォートゾーン

売上が伸び悩み、特に「年商1億未満」を行き来している状態に悩む経営者は非常に多いものです。
この記事では、法人・個人を問わず、自身の事業売上が1億円に届かない原因を苫米地式コーチングの「コンフォートゾーン」の観点から解説します。
具体的に、何をすればコンフォートゾーンを変えられるのか、ひいては事業規模を大きくできるかという方法も解説しています。

コンフォートゾーンとは

さて、そもそもコンフォートゾーンとは何でしょうか。コンフォートゾーンとは、自分が快適に感じる範囲のことを指します。ここで重要なのは、「この部屋は快適」「この人たちと一緒に過ごしていると心地よい」などの物理的な範囲にとどまらず、情報空間において感じる快適な範囲もコンフォートゾーンとなることです。例えば、学生の成績にも当てはまり、毎回テストで90点以上を取ることが当たり前になっている学生は、たまに75点を取るとコンフォートゾーンから外れることになり、潜在意識が勝手に「90点以上を取る元の自分」に引き戻そうとする訳です。

つまり、コンフォートゾーンは「=自己イメージ」と解釈してもよいかもしれません。

コンフォートゾーンは、本来は安全な場所であり、人間が本能的に「快適である」と感じるようにできているため、ビジネスの世界において、「自分はこれくらいの売上が見合っている」というコンフォートゾーンに留まってしまうと、いくら「もっと売上を上げなければ」と口にしても、頭で考えていることとは裏腹に、事業活動の全てを現状へと留まらせてしまいます。

すると、新しいアイデアや戦略を採用することができなかったり、事業を大きく成長させるチャンスが到来しても、それに気付かないというケースが非常に多くあります。

実際、年商30億円の会社を経営していた人が、会社を倒産させてしまい、そのあと再び事業を起こすと、不思議なことにまたすぐに会社を年商30億円規模へと成長させるといったケースも珍しくありません。

現在のコンフォートゾーンから抜け出すには?

では、コンフォートゾーンから抜け出すにはどうしたら良いでしょうか?

その方法はいたってシンプルで、「現状の外側にゴールを設定する」ことです。現状の外側とは、自分自身の「内発的な動機」を大きく変えない限り達成できないほどの大きなゴールのことです。

現状の内側=今までの自分の視点のままでいたからこそ、年商が1億円未満に留まっていた訳ですから、乱暴な言い方をすれば、年商1億円未満の経営者の視点で「年商10億円」「年商30億円」への道のり・チャンスを発見できるはずがありません。

例えば、様々な新しい取り組みを始めようとする知人経営者を見て、「まだ自分とは関係ないなあ」と、気にも留めずスルーした経験はありませんか?今まで、思い当たるフシがあったのではないでしょうか?

まずは、現状の外側へとゴール設定をしましょう。現状の外側へとゴールを設定すれば、いやでも会社は大きく変化するはずです。

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