現在、多くの人がセルフコーチングやアファメーションを実践していますが、3か月くらいで効果を実感できる人もいれば、何か月経っても何の変化も起きない人がいます。
現在、多くの人がセルフコーチングやアファメーションを実践していますが、3か月くらいで効果を実感できる人もいれば、何か月経っても何の変化も起きない人がいます。
アファメーションの効果を感じられない人は、「どこを・どう」見直すべきでしょうか。
結論からいうと、アファメーションの効果が得られていない人の多くは、以下3つのどれかに当てはまっていることがほとんどです。
・セルフトークで台無しにしている
・正しくゴールが設定できていない、ゴールが偽物である
・実践する量が圧倒的に少ない
順番に説明していきます。
1.セルフトークで台無しにしていないか?
セルフトークとは、「ひとりごと」のように口に出すものだけでなく「頭の中で発した心の声・言葉」も含みます。突発的に発した言葉、突発的に思い浮かべた言葉は全てセルフトークです。
人間は1日のうちに約6万回ほどのセルフトークを行なっていると言われていますが、
「しまった」「やっぱり自分はダメだ」「どうせ私は(俺は)」「自分なんかが」と、自分の可能性を否定するようなセルフトークは徹底的に排除していく必要があります。
冷静に考えると分かりますが、毎日6万回発するセルフトークにネガティブなものが多ければ、仮に週に1度くらいしかアファメーションを行わない場合、その効果など吹き飛んでしまうからです。
アファメーションを習慣化することでもセルフトークが段々と変化していきますが、アファメーションの回数よりも多いこのセルフトークをコントロールするのも、アファメーション効果をしっかりと得るための一つの方法です。ネガティブなセルフトークが多い人は、常に何があっても「さすが私」「私はすごい」といったプラスの言葉が出てくるように意識してみるだけで、変化を感じられると思います。
良いセルフトークを24時間心がけるためにも、自分の全てを肯定するアファメーションを作成し、唱えることで、強い相乗効果が得られるはずです。
2.正しくゴール設定ができていない
アファメーションは、ゴールを達成するために、セルフイメージを書き換える強力なツールです。
ということは、そもそも正しくゴールが設定されていることが大前提となります。
ゴールが正しく設定されていないと、アファメーションの効果がむしろマイナスに働く可能性があります。
ゴールを何となく決めてしまった人は、一度ゴール設定のルールに従って、他者からの刷り込みではない、自分が心から望むゴールを設定しましょう。
最後に、アファメーションの効果が感じられない人に最も多いパターンがコレです。圧倒的に「量が少ない」というケースです。
3.実践する量が圧倒的に少ない
アファメーションは、毎日のエクササイズや歯磨きのように「習慣として当たり前」にしていく必要がありますが、少なくとも「就寝前」は必ず行うようにしましょう。「私は毎日アファメーションをしている。効果を実感してこの変化に驚いている。」といったアファメーションを作って唱えてみるのもおすすめです。
アファメーションを行う時間や回数に決まったルールはありませんが、苫米地博士は、アファメーションを毎日、朝・昼・就寝前に行うことを推奨しています。特に就寝前のアファメーションは、身体がリラックスしやすく、アファメーションの言葉が記憶に定着しやすいため、毎晩実践することをおすすめします。