破壊衝動はセルフコーチングで抑えられるのか

精神疾患はセルフコーチングで解決出来るのか?

破滅思考・破壊衝動はアファメーションやセルフトークのコントロールで抑えられるのか?

セルフコーチングを実践している人にとって、疑問を抱きがちなテーマであると思います。

結論からいうと、鬱・躁鬱などの精神疾患は精神科などの専門家がカバーする範囲であり、専門知識のない私たちがセルフコーチングで対処できる問題ではありません。

実際に、多くの認定コーチも精神疾患はコーチングで解決できるなどと決して断言してはいません。

それでも、コーチングやセルフコーチングで「鬱が治る」といった話が出てくるのは、おそらく苫米地博士自身が認知科学者であり、コーチングの奥義の中にミルトン・エリクソン派の認知行動療法やその理論と重なる部分があるからでしょう。

苫米地博士は著者「洗脳原論」の中で、「脱洗脳にあたっては、対象者が何らかの精神疾患を患っている場合、その道の専門家と分業する」と言っています。

もちろん、コーチング・セルフコーチング・脱洗脳はそれぞれ異なる手法であるため安易に結論できるものではありませんが、「マインドの書き換え」という広義の本質では共通するのではないでしょうか。

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